出会いを待つ独身者は多し、自分で動けばチャンスは広がる
「いずれは結婚したい」8割超す
巷には男女とも20代30代の独身が増えた。昭和の時代、30代といえば小中学生の子供がいる家庭が多かった。現代は20代30代の結婚に対する意識は薄れているのだろうか。まずはグラフを見てほしい。
資料:平成25年版 厚生労働白書 (第2節 結婚に関する調査・図表2-2-12 未婚者の生涯の結婚意思)厚生労働省の第14回調査(2010年)において男性84.4% 女性87.7%がいずれは結婚したいと思っていると回答している。(18歳から39歳の未婚の男女に対する調査。)男性では8割強、女性では9割近くが結婚希望である。このグラフからもわかる通り、生涯未婚を決めている人は少ない。
未婚を決意している人の割合も10年ほぼ変わっていない。つまり、10年前も今もほとんどの若者は結婚を希望している。
理想の相手と出会うまでは無理に結婚しないが男女とも4割超す
では、どうして結婚しないで独身でとどまっているのだろうか。今度は結婚意思のある独身者に同じく自分の一生を通じて考えた場合、あなたの結婚に対するお考えは、次のうちどちらですか。」(1.ある程度の 年齢までには結婚するつもり、2.理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくてもかまわない)の質問に対し、以下のような結果が出ている。
資料:平成25年版 厚生労働白書 (第2節 結婚に関する調査・図表2-2-13 結婚意思をもつ未婚者の結婚に対する考え方)
2002年以降「ある程度の年齢までには結婚するつもり」の割合が男女とも増加傾向で、年齢を考慮に入れた結婚も視野にいれた結果となった。
2010年に注目する。
男性 1.ある程度の 年齢までには結婚するつもり。55.1 (%)2.理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくてもかまわない。44.1(%)女性 1.ある程度の 年齢までには結婚するつもり。56.1(%)2.理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくてもかまわない。42.6(%)結婚意思のある男女とも4割を超える人が理想的な相手が現れるまでは無理に結婚を希望しないと答えている。結婚は一生のことだからと、理想の人と結婚したいという姿勢が見てとれる。
お世話好きの上司も近所のおせっかいおじさんおばさんもいなくなった
前向きなのに、なぜ、独身者が多いのか。それは時代の違いが大きい。昔は職場にも近所にも世話焼きの人が一人や二人いて、結婚相手を連れてきてくれた。お見合で結婚するパターンが多かった。まじめに働いていさえすれば誰かが結婚相手を紹介してくれたのだ。世間一般が20代でも結婚が普通だと思って動いていた。しかし、現代は違う。上司が職場で独身者に結婚の紹介をしたらセクシャルハラスメントで訴えられるかもしれない。近所の人も近所付き合いを考えると、結局何も言わない方が無難だということになる。そういうわけで、お世話好きの上司も近所のおせっかいおじさんおばさんもいなくなった。
結婚したいなら、自分で動く時代
現代は理想のお相手と結婚したい独身者は自分で相手お探す時代だ。自分が結婚する意志を表明し動く時代だ。はっきり言おう。婚活した人が出会いの可能性が高くなる。結婚に近づく。いつか結婚と思っているなら、いちばん若い今、動こう。活動すると出会いのチャンスは確実に増える。雰囲気を味わうなら婚活パーティーも婚活サイトの活用もいいだろう。しっかり取り組むなら婚活のプロの結婚相談所がある。婚活者にとって時間は貴重である。信頼のおける結婚相談所に道案内をしてもらことをお勧めする。
まとめ
〇18歳から39歳の未婚の男女の8割はいずれは結婚したいと希望している。
〇理想の相手と出会うまでは無理に結婚しないが男女とも4割超す
〇お世話好きの上司も近所のおせっかいおじさんおばさんもいなくなった
〇結婚したいなら、自分で動く時代